院長よりご挨拶
わたくしたちは、毎日眠ります。なぜ眠るのでしょうか。
「睡眠時間が短ければ、もっと仕事がたくさんできるしもっと遊ぶことができる。」
そう思うこと、誰にでもありますでしょう。
しかし、睡眠はヒトの活動の一部です。そして、とても大切なものなのです。
脳の科学で睡眠の重要性が証明されてきた一方で、わたくしたちの睡眠時間はとても少なくなってきています。毎日、５時間眠る人、８時間眠る人、個人差はありますが、一日の約５分の１から３分の１は眠っている時間です。つまり、人生の５分の１、あるいは３分の１もわたくしたちは眠っているのです。
さて、その睡眠時間中、海におぼれながら眠っているならどうでしょうか。
実は、いびきをかく人の大半が、おぼれながら眠っているようなものなのです。睡眠中に息が止まる睡眠時無呼吸は、ほとんどが、鼻、のどで詰まる閉塞性無呼吸で、「いびきが病気のサイン」といってもいいのです。
わたくしたちは、日々忙しく過ごしています。睡眠時間が減っている事実も否めません。わたくしどもの医院では、その短い睡眠を少しでも質のよいものにするための取り組みを行っています。
このホームページにお越しいただいた機会に、一度ご自分の睡眠を見直してごらんになってください。
